日语综合教程第五册第六课内容较多分三篇
(文中配图日本白川乡)
上一篇:なぜ車輪動物がいないのか1
それでは、どのくらいの凸凹でこぼこ[1]があると車輪しゃりんは使つかえないのだろうか。こういうことに関かんしては、車椅子くるまいすに関かんする資料しりょうがそろっている。車輪しゃりんの直径ちょっけい[2]の四よん分ぶんの一いちまでの高たかさの段だんならば、体からだを前後ぜんごさせて車椅子くるまいすの重心じゅうしん[3]を動うごかすことにより、なんとかクリア[4]できる。それ以上いじょう高たかい段だんは越こすのがむずかしく、車輪しゃりんの直径ちょっけいの二に分ぶんの一いちより高たかい段だんを越こすことは原理げんり的てきにできない。車椅子くるまいすの車輪しゃりんの直径ちょっけいは六十一ろくじゅういち~六十六ろくじゅうろくセンチなので、十六じゅうろくセンチの凸凹でこぼこ[5]が車椅子くるまいすの使つかえる限度げんど[6]といえる。
地面じめんのやわらかさの方ほうはどうかというと、ふかふか[7]の絨毯じゅうたん[8]の上うえでは、車椅子くるまいすはなかなか前まえに進すすまない。われわれが歩あるく際さいには、足あしは地面じめんをズルズル[9]と擦こすって[10]歩あるいているのではなく、動うごいている方ほうの足あしは宙ちゅう[11]に浮ういているし、地面じめんに着ついている方ほうの足あしは、その場所ばしょを踏ふみしめた[12]ままだ。だから、地面じめんとの摩擦まさつが大おおきくなっても、歩あるく効率こうりつはあまり落おちない。ところが車輪しゃりんは、連続れんぞく[13]的てきに地面じめんとの摩擦まさつを保たもちながら地面じめんをずって回まわっていく。だから、地面じめんがふかふか[14]したりネチャネチャしたりすれば、回転かいてんに対たいする抵抗ていこうがすぐに大おおきくなって、回まわりにくくなる。例たとえば、泥どろん地ちは、コンクリこんくりートとの道路どうろに比くらべて、回転かいてんの抵抗ていこうは五ご~八はち倍ばいになるし、砂すなの上うえなら十じゅう~十五じゅうご倍ばいにもなる。
さて、自然しぜんに目めを向むけてみよう。石いしころ[15]のゴロゴロ[16]していない、草くさが繁しげって[17]ふかふか[18]していない、雨あめがふってもどろんこ[19]にならない、そんな地形ちけい[20]はどこにあるだろうか。
われわれの目めからみたら、自然しぜんはけっこう平たいらに見みえるかもしれない。ただし、ここで忘わすれてならないことは、ヒトという生いき物ものは、大変たいへんに大おおきい生いき物ものだということである。百六十ひゃくろくじゅうセンチの高たかさから世界せかいを見みている動物どうぶつは、そう多おおくはない。われわれのサイズだからこそ、直径ちょっけい[21]六十ろくじゅうセンチ以上いじょうもある車輪しゃりんを使つかって、十六じゅうろくセンチの凸凹でこぼこ[22]でも問題もんだいにせずにすむ。ネズミが車輪しゃりんを使つかうとしたら、車輪しゃりんの直径ちょっけいが六ろくセンチ程度ていどになるだろうが、それなら一?五いってんごセンチの小石こいし[23]や枯かれ枝えだ[24]に難渋なんじゅう[25]することになる。アリ[26]が四よんミリ[27]の車輪しゃりんを使つかうとしたら、一いちミリの砂粒さりゅう[28]や落おち葉ば[29]一いち枚まいに立たち往おう生じょう[30]してしまうだろう。
1-30的单词解释
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